和を伝承する。日本の伝統×ARテクノロジー☆
こんにちは!AR-naviブログ担当の古谷です(^○^)
今回は、日本の伝統を表現する一つのツールとして、MR(複合現実)が使われる事例をご紹介したいと思います☆
なんと、かの有名な「風神雷神図屏風」を題材として、テクノロジーを駆使して新しい文化財の見方を開拓していこうというもの。
ぜひお読みください♫
風神雷神図屏風×MR
「臨済宗建仁寺派 大本山建仁寺」に所蔵されている俵屋宗達筆の国宝「風神雷神図屏風」ですが、現在こちらを「見る」だけでなく「体験する」ことをテーマに、技術の研究が進められています。
研究は、同寺院と株式会社博報堂と株式会社博報堂プロダクツによるVR/AR技術の専門ファクトリー「hakuhodo-VRAR」による共同研究で、文化財にMRを応用するというアイデアは、世界にも先駆ける開発となります(^○^)
では、どういう風に「体験する」のかをご説明いたします☆
鑑賞者は、Microsoft社のMRデバイス「HoloLens」を着用することで、躍動的なコンテンツが目の前で閲覧できます♫
国宝「風神雷神図屏風」を描いた俵屋宗達の意図や作品に込められた願い、さらには題材となった「風神雷神」の由来、後世への影響などのコンテンツをストーリーテリング展開として提供することを考えているみたいです(^○^)
風神雷神図屏風と、ハイクオリティーな3DCGグラフィックが融合して、今までにない文化財鑑賞体験ができます!
研究成果の発表として、建仁寺での一般公開や、京都国立博物館での公開が考えられています。
早ければ、年内中には実現させたいみたいですよ♫
結構近いし、見に行って見よ〜っと!(^○^)
他にもこんな例も♫
先日開催されたニコニコ超会議2017での一幕です。
超歌舞伎「花街詞合鏡」(くるわことばあわせかがみ)が中村獅童を筆頭にそうそうたる役者たちにより演じられましたが、なんとその演目のキャストになを連ねたのが、初音ミクなんです!
「被写体抽出技術」によって、リアルタイムに役者が分身する演出など、ありとあらゆるテクノロジーが、見事に日本を代表する伝統文化である歌舞伎と融合しました☆
さらに、会場に訪れた観客の一部の人は、HoloLensを装着することで、躍動的なホログラム映像や、HoloLens無くしては観ることのできない舞台演出などを楽しむことができました!d(⌒ー⌒) グッ!!
ニコニコ生放送ではARで拡張された映像が放送されたみたいですし、ニコニコ超会議はいつも面白いものを提供してくれますね(^○^)
一応下にプロモーション動画を貼っておきますね(^○^)
このように、敷居が高い存在だと思われがちな日本の伝統文化を、さらに面白く、より多くの人にわかりやすくするための研究は日々行われています。
伝統が変化することに、否定的な意見を持つ方も多いみたいですが、今までから、文化は時代に合わせ発展してきましたので、テクノロジーとの融合っていうのも面白いと僕は思います!(^○^)
今回の記事、いかがだったでしょうか?技術やテクノロジーもそうですが、やはり文化や伝統の発展からも目が離せませんね☆
最後までお読みいただきありがとうございます!
また次回の記事もお楽しみに☆