【iOS11.3】iOSアップデートでARKitはどう変わる!?

みなさんこんにちは。
AR-naviブログ担当の古谷です!

まず始めに、お詫びをしなければなりません!
他の作業が忙しく、ブログの更新がものすごく遅れてしまいました。
誠に申し訳ございません…

さて、本題です。
来ましたね、ARKitのアップデート。
昨年9月にリリースされて今で4ヶ月ほど経ったわけですが、一体どんな変化を加えてきたのでしょうか?
早速みてまいりましょう!

iOS11.3へアップデート!

先日iOS11.3へのアップデートが発表されましたね。
デベロッパー用にはすでにベータ版アップデートが配布されていて、公開された動画などみていて非常に面白そうです!

しかし何と言っても、特に我々にとってはARKitのアップデートが熱いですね〜!

発表されたiOS11.3アップデートの主な内容をまとめたものがこちら。↓↓

  • ARKitのアップデート
  • アニ文字のの追加
  • バッテリーとパフォーマンス機能の向上
  • ヘルスケアアプリで医療記録をひとまとめに
などが挙げられます。
もちろんその他にも細々とした変更が加えられるので、ぜひ公式ページにてご確認ください♫

ARKitとは?

ARKitとは

まず始めに、ARKitとは?からです。
本ブログでも度々登場していて、その度に説明させていただいているので、もうすでにご存知という方は次の項目までお進みください☆

ARKitとは、Apple社が提供するAR開発フレームワークです。
フレームワークとは、「枠組み」を意味する英単語で、ARを開発する上で必要不可欠な部分をApple社が作った状態で開発者に提供しているという感じですね。

料理でいうと、「材料の切り分けはしてあるから味付けは自分でしてね」みたいな感じでしょうか。

これのおかげでARの開発が非常に活発になり、Apple社CEOティム・クック氏によると、11月の時点でAPP STOREに登録されたARアプリの数は1000を超えたそうです。

さらに、ARKitの何が優れていたかというと、床や机などの「水平面の認識」の精度が従来のARに比べて格段に向上したという点です。
これにより従来宙に浮いたように見えていたARが、しっかりと地面に張り付き、影までついてあたかもそこにいるかのようにリアルになりました☆
ARKitというものをご理解いただけましたでしょうか?(^○^)

ARKitがアップデート!「ARKit1.5」

では、ARKitのアップデートについてさらに掘り下げていきましょう。
今回のバージョンアップで、ARKitはARKit 1.5へ進化します!

今回発表されたアップデートを1つ1つ丁寧に説明してまいります!

壁など垂直平面の認識

まず目玉はこれですかね。
従来のARKitは前述した通り、水平面の認識に長けていました。
今回のアップデートで、それに加えて壁や扉などの垂直面の認識もできるようになり、ARの遊び方の幅も大幅に広がります!(^○^)

僕の中で壁といえばマリオの壁ジャンプなので、ぜひそんなARゲームがリリースされればプレイしてみたいものです☆

実際に壁にARを表示しているデモ動画を見つけたのでご紹介しておきます!

2次元画像の認識・AR表示

これは、昔からある「ARマーカー」のような使い方になるんでしょうか。
本ブログでも、何度かARマーカーを使ったARをご紹介していますね!

例えばこれらとか!↓↓

Apple社の説明では、「看板やポスターなどにARを使ってインタラクティブにする」となっているのでおそらくマーカーを認識してARを表示できるようになるのでしょう!

背景を知っている人なら、Apple社が数年前に買収した企業の技術を使っているんだろうなぁということはわかりますね☆

詳細はリリースされて実際に使ってみないとわからないですが、ついにARKitで画像認識までできるようになるみたいですね☆

解像度の向上

これは単純に、カメラを通して見える現実世界がよりクリアになるということですね。
なんと、これまでに比べて50%も解像度が向上するみたいですよ!

実際それがどんなものなのかは想像もつきませんが…

まとめ

その他にも、水平面の認識が強化されてスピードアップするみたいです!
認識に時間がかかり過ぎてしまうと、それだけでアプリを閉じたくなってしまうものです。

スピードアップは地味ではありますが非常に嬉しいですね!(^○^)

ARKit1.5を含むiOS11.3へのアップデートは2018年春を予定しております!

楽しみですが、気長に待ちましょう♫

今回の記事、楽しんでいただけたでしょうか?
情報が多めの記事となりましたが、なるべく簡潔に書いたつもりです…

最後までお読みいただきありがとうございます!
また次回の記事もお楽しみ☆

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