Augmented Reality(拡張現実) とは?
ARとは“Augmented Reality”の略で
日本語では「拡張現実」と呼ばれています。
現実の世界にビデオ画像、3Dなどのバーチャルな世界を
リアルタイムに重ね合わせて、現実には無いものが見える
ようにする技術です。
WEBカメラで写した特定の画像(マーカー)を認識・識別する
プログラムを組み込むことにより、その画像にリンクされた
特定の動画や3DCGなどのコンテンツを画面に重ねて表示する
ことができます。
ただ単にコンテンツを表示するのではなく、映し出されたマーカーを動かすとコンテンツも連動して動くなど、
バーチャルなものがあたかも実在するかのような体験を得ることが出来ます。
読者が活字と写真では満足しきれていない現代。
見てもらえない時代に効くコミュニケーション・広告ツールとしてAR技術が注目されています。
AR技術を利用した広告では、写真や説明ではわかりにくいイベント情報や製品の情報などを、
カタログやパンフレットをスマートフォンやタブレットPCのアプリを通して見ると、商品の紹介映像が流れたり立体的に表示されたり、
より高度な情報を付加することができます!
※写真は参考イメージです。
ARコンテンツを表示する対象を認識する方法は様々なものがあります。
【 代表的な認識方法 】
以前はARマーカーと呼ばれるモノクロの幾何学模様のような専用のマーカーが必要でしたが、画像認識技術の向上でマーカーレス型と呼ばれる特定のマーカーを必要としないARが普及してきています。
従来のマーカー型ARは認識しやすく、マーカーの存在も分かりやすい特徴があります。一方ですでに印刷されたものには入れることができないために、印刷のしなおしやデザイン性を損なうというデメリットがありました。
マーカーレス型ARはそのデメリットを解決する画期的な技術です。
しかし、認識精度はメーカーによって大きく差があり、導入にはしっかりデモンストレーションなどを見て業者を選択する必要があります。
そのほか、人の顔を認識するフェイストラッキングや空間認識、GPS位置情報認識などの様々なARがあります。